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「M&Aだからできた事が次の事業につながる」株式会社みつば小川社長

これまでにM&A Stationがサポートさせていただいたお客様の事例をご紹介します。

M&Aの活用を決断された理由や、実際にM&Aをやってみて感じられたこと、M&A Stationを利用されてどんなメリットがあったか、など色々と教えていただきました!

もともとIT関連の会社からスタートしていますよね

そうです。
システムの受託・請負・派遣事業がもともとの事業内容ですね。

そこから介護・福祉関連の施設・サービスを買収されていったきっかけは何だったのですか?

リーマンショックで大量に失業者が出た時に、国がそういった人達の救済措置として、失業者向けの教育やキャリア形成事業に対して補助金を出したんです。

それでヘルパー向けの学校を始めたのがきっかけです。
卒業した後の受け入れ先が必要ですから、介護施設の運営も間もなく始めました。

最初に買収したのが宅配弁当の会社ですよね

はい、2013年頃でしょうか。

それまでマンションの一室で配膳サービスをまかなっていたんですが、手が回らなくなって生産能力が追いつかなくなったことや、近所から匂いなどの苦情が出始めたりしたのでM&Aを考え始めました。

新規立ち上げは考えなかったのですか?

飲食関連となると全くの未経験ですから、ただ場所を大きくしても生産能力は上がらないと思ったんです。
生産能力が一番の課題だったので、1日2,000食の生産能力を持つ企業様は大変魅力を感じました。設備も揃っていましたし。

もともとBricks&UK(M&A Station運営会社)とのつながりがあって、情報をもらって目に留まった案件です。

買収後どうでしたか?

大変だった、のひと言です。

いわゆる家族経営の企業様で、時間関係なく働いてやっと少しの利益を出している状況でした。
やり方考え方も、家族だからこそ、という状況です。
これは買収時には分からなかったことです。

でも、市場は弁当のデフレが進んでいく一方。それまでのやり方では赤字が続きました。
そこで、それまで扱っていた「イベント弁当」と「ランチ弁当」のうち、数が読めず赤字になってしまうランチ弁当を思い切ってやめたんですね。

そこから少しづつ利益が増えていきました。今はイベント弁当と介護食のみを扱っています。

その後、2施設の買収、居宅支援事業を売却されていますね

居宅支援事業を売却した一番の理由は、居宅支援事業と施設の丸抱えが良く無い、という風潮が世の中に出始めてきたからです。
他にもいくつか理由があったのが後押しとなって、じゃあ思い切って売却しようと。

何か大変だったことはありますか?

やはり、社員への説明です。これは本当に頭を悩ませました。
最終的には利用者様への営業権の譲渡という流れになりました。

その後もう1施設を買収ですね。こちらはどうですか?

こちらも社員への説明には大変骨を折りましたが、結果的には大変満足しています。
これまで運営していた施設よりも大きな規模でしたから、いちからはとても実現できなかったと思います。

この規模でのやり方がよく分かりましたので、今後は新規立ち上げでもう少し大きい規模にチャレンジしたいと考えています。
こういったノウハウを時間をかけずに作れるところがM&Aのいいところですね。

今後の展望はいかがでしょうか

私には後継者がいませんので、いずれはそこを考えなければいけません。
ですが、まだまだやりたいことがありますので、考え始めるのはもう少し先でしょうか。

株式会社みつば 概要

設立2008年4月
事業内容:介護施設・訪問介護ステーション運営、宅配弁当、就労教育支援、IT関連など
IT関連のサービスから始まり、介護施設、宅配弁当事業などを買収・売却
グループ全体で6社の運営を行う

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カテゴリ 

M&A成功事例

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